東野幸治「めちゃくちゃ怒ってますからね」　“現役復帰”した野球選手に大クレームも撤回したワケ

お笑いタレントの東野幸治
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　お笑いタレントの東野幸治（55）が、27日放送のカンテレ「お笑いワイドショー　マルコポロリ！」（日曜後1・59）に出演。元西武、ロッテなどで活躍したG・G・佐藤氏に向かって、あるクレームをつけた。

　それは佐藤氏が、今年の4月に1日限りで現役復帰した際のこと。独立リーグを盛り上げるために、スポンサーになった際に、1試合分のプロデュースも任されて、1日限定ながらも現役復帰と引退セレモニーを行った。ところが、これが本当の現役復帰と勘違いされ、東野幸治もツイッターで「おめでとうございます！またマルコポロリに来てください」と祝福ツイートしたことがあった。

　東野は「僕はめちゃくちゃ怒ってますからね」と、割と本気な態度でチクリ。実は番組では過去に佐藤氏を特集したことがあり、北京五輪で3度のエラーがあり、落ち込みながらもながらも前向きに再出発したことを東野も応援。「もう1回、好きな野球をできてよかったと心底思った。おめでとうございますと真面目に（メッセージを）やったら、まさかの茶番だと思わなかった」といい、1日限定と知った際に“だまされた”と思ったと告白した。

　佐藤氏も「本当に信じた人が多かった」と振り返り、「独立リーグはなかなかスポンサーが集まらないんです。話題を提供すると、スポンサーが付きやすくなるんで、そこには貢献したい思いもあった。茶番でした」と詫びると、東野は真相を理解し「いやいや、いいと思います。茶番やけど、ちょっとでもこれで盛り上げようという気持ですから」と納得した。

　プロ野球界で、引退試合ができるのは限られた選手だけ。佐藤氏は「引退試合で終われる選手は幸せ。ほとんどは引退試合もなく去っていくので、セレモニーがある選手は恵まれている」と話していた。