前園真聖　「そういう方がいっぱいいるんです」ドイツ撃破で浮足立つ声を制止「まだ何も成し遂げてない」

元サッカー日本代表の前園真聖
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　サッカーの元日本代表MFで、タレントの前園真聖（49）が27日、フジテレビ「ワイドナショー」（日曜前10・00）に出演。サッカーFIFAワールドカップ（W杯）カタール大会での日本代表の決勝トーナメント進出について浮足立つ声を制止する場面があった。

　番組では、23日に行われた1次リーグE組初戦で日本がドイツに逆転勝ちしたことを紹介。次戦のコスタリカ戦や、スペイン戦も控える中で、優勝候補の1つと目されていたドイツを撃破したことで「決勝トーナメント進出」「あわよくば優勝」などの声まで出ている。

　番組MCの東野幸治から「日本が決勝トーナメントへ上がっていくことって十分可能？」と質問すると、前園は「可能ですけど、まだそれは早いです」とあくまでも冷静。「いっぱいいるんです、こういう方が」と浮足立つ声を制止した。

　「ちょっとすみません、言い方が」ときつめの言い方になったことを謝罪しつつ「（決勝トーナメントには）僕も行きたいんです。“ドイツ、強豪に勝ったんでいけるぞ！”ってなっているんですけど、まだ1試合なんで」とまだ１試合を終えただけだと強調した。

　東野は異例の11月開催となったW杯に触れ「ヨーロッパのリーグでみんな疲れていて、チームプレーもあまりできない。だからこそ、日本がチャンスじゃないですか。決勝トーナメントっていうことですから」と食い下がるも、前園は「いい流れですよ」と“流れの良さ”は認めつつも「そこはまだ先の話です。目の前のコスタリカ戦に集中する。まだスペイン戦もありますから。あと2試合ありますから。まだ何も成し遂げてないです」と言い切った。