やばかった、あの大乱闘事件 初芝清氏&金村義明氏が明かす「キャネダ!」の後日談

[ 2022年11月27日 17:44 ]

元ロッテの初芝清氏
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 ファンから愛され「ミスター・ロッテ」の異名を持つ初芝清氏(55)が、27日放送のカンテレ「お笑いワイドショー マルコポロリ!」(日曜後1・59)に出演。あの大乱闘事件の後日談を明かした。

 初芝氏がロッテ時代にお世話になったのが金田正一監督だ。「選手は俺の子供だ。何かあれば守る」と、とにかく気にかけてくれたという金田監督だったが、熱血漢ぶりは現役時代と変わらない。1991年5月19日のロッテと近鉄の一戦で、近鉄のジム・トレーバーがロッテの投手に死球を当てられ、外野まで追いかけまわしたことは野球界では有名な事件簿。その際の様子を初芝氏が振り返った。

 当日は控えだったが、外野まで追いかけまわすトレーバーを追走。「守らなきゃという一心で輪の中に入ったら、最後はトレーバーの上から重なるような形に」なったという。すると「自分の顔の横から足が出てきて、トレーバーの顔をグリグリ踏んづけた」と金田監督の怒りを目の当たりにしたという。

 しかし、怒りが収まらないのはトレーバーだ。ベンチに引き戻されてからも「キャネダ、キャネダ!」と叫んでいたと野球評論家の金村義明氏が明かし、三塁から一塁ベンチの金田監督に向かって再度疾走。転んだ際に、再び金田監督から顔面をキックされた。

 そして「この後が大変やったんよ」というのは金村氏だ。当日は秋田での試合開催。トレーバーが「ホテルはどこだ」とロッテの宿舎を探し回る気配でいたため、「金田さんもその日の夜は部屋でルームサービスで、外に出ないでくれと。危険だからとなった」という。トレーバーと仲の良かった金村氏は「彼はええとこの子やねん。親にも殴られたことないねん」と明かしていた。

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2022年11月27日のニュース