秋元康氏　「戦いなんです」という中華料理の食事会　人気俳優は「隠す」大物野球選手は「食べないんです」

秋元康氏
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　作詞家でプロデューサーの秋元康氏（64）が26日放送のTBS「人生最高レストラン」（土曜後11・30）にゲスト出演。お気に入りの中華料理店での食事会について語った。

　食通としても知られる秋元氏。人生で最高においしかったものの店として、東京・大井町の中華料理店を紹介。「ここは戦いなんですよ。大体（午後）6時ぐらいから行くじゃないですか。6時に行って、終わるの12時ですから」とし、「6時から始まって、今のところ僕らの最高37品ですから」と驚きの品数を食べることを明かした。

　「大体みんな苦しくなりますよね。人間はおなかいっぱいになるとどうなるか、立ち上がります」と回顧。「立ち上がって、胃の位置を動かすのかな。みんな立ち上がって例えば大泉洋もずっと壁に手をやって、あとはみんな近くを散歩して戻って来るっていう」と語った。

　秋元氏は全品食べるのかと聞かれると、「いきますね。でもみんな大皿で来るので、自分の食べられる量を食べてずらす」。量の調整は「言うんだけど、お父さん（店の人）があんまり許してくれない」と苦笑した。

　おいしいのはチャーシューだとし「僕とかいつも行くリリー・フランキーさんとかは“一度でいいからこれで白いご飯が食べたい”と」。ご飯を頼むと、他の中華料理が食べられなくなるため頼めないとした。メニューもなく、食材を見せられ、食べるかどうか聞かれるものの、おまかせのような状態で出てくるとした。

　一般の人は5、6品が普通だと言い、「メニューがないので、僕が“かにチャーハンをお願いします”って言うのが終了の合図」と秋元氏。どのくらいのペースで通っているのかと聞かれると、「昔は3カ月に1回とか半年に1回のペースだったのが、今は1年に1回とか。それぐらい構えていかないと。メンバーも誰にするか」と語った。

　MCの「極楽とんぼ」加藤浩次が「リリーさんは無理でしょ。絶対少食じゃないですか」と語ると、「リリーさんも少しずつですけど召し上がります」と説明。「でも大泉洋みたいに（料理を）隠す人もいます」と笑わせた。また、楽天の田中将大投手も参加したことがあるとし、「マー君はね、メジャーリーガーの頃ですよ、マー君をここに置いたらもう大丈夫だと思ったら、食べないんですよ。みんなに“メジャーリーガーのくせに”って（言われて）。みんなの中にめちゃくちゃメジャーリーガーは食べるイメージがあったんでしょうね」と笑った。

　「で、時々（店の）お父さんが忘れてる時があるんですよ。“きょう、鶏のいいの入ったから鶏食べる？”って言って。そしたらかなりおなかいっぱいになった時に“鶏が出てない”って話になったんですよ」との出来事も。「そしたら隣にリリーさんもいたんですよ。LINEで、“鶏には触れないでください”って。お父さんが思い出しちゃうからって」と笑わせた。