前園真聖 W杯ドイツ戦での浅野の決勝弾を絶賛「これは凄いゴール」 ドイツに想定外だった日本の動き

[ 2022年11月27日 12:57 ]

元サッカー日本代表の前園真聖
Photo By スポニチ

 サッカーの元日本代表MFで、タレントの前園真聖(49)が27日、フジテレビ「ワイドナショー」(日曜前10・00)に出演。23日のサッカーFIFAワールドカップ(W杯)カタール大会1次リーグE組でドイツを下し、歴史的勝利を挙げた、日本代表の試合を振り返った。

 前園は「前半でテレビから遠ざかった人も多かったと思う。押し込まれるのは想定内だったんですけど、ボールも奪えない、ボール保持率が前半はドイル81%、日本19%で、ずっとボールを追っているだけだった。狙いどころでボールも奪えない(状況だった)」と見解。システムは4―2―3―1から後半から3―4―3に変えたことに「後半頭から仕掛けていった。(森保)監督はこれまでも結構慎重だったので、こういう施策を最初からやっていくことはまずなかった。僕が見た中で初めて先手を打って、人も変えていった試合だと思う。それだけ追い込まれたってこと」としたうえで「(交代枠が)3人が5人になったので、思い切って変えていった。ボール保持率もドイツが66%、日本が34%まで上がった。その中で前に押し込んでプレーできる時間が長くなった分、得点が生まれていった」と分析した。

 さらに「前(線)に人数を増やすのは攻撃だけじゃなくて、相手がディフェンスラインが挙げていくのを、前から奪いにいったんです。リスクを追って獲りにいった。ドイツがうまく繋げなくて、どんどん下がっていった。ここまでしてくるのはドイツも想定外だったと思う」と話した。

 ドイツ戦の中でもポイントとして挙げたのが、決勝弾となった浅野拓磨の逆転のゴール。「これは凄いゴールでした」と絶賛。「ロングボールだったので、真後ろから高いゴールが来るのを、走りながらコントロールする、ゴール方向にコントロールすることによって、相手の大きい選手のポジションを少しだけ前にすることができた。それによって抑えながらゴールすることができた」と解説。「あのちょっとした、コントロールの角度ですけど、あれがまっすぐにコントロールしていたら外にいってしまう。ワンタッチ、ツータッチであそこまで。スピード落とさす、相手を抑えながら、ほぼシュートコースなかったです。(GK)ノイヤーはあそこで完璧に抑えて、どこか体に当たるだろうなっていう姿勢。範囲としてニア上しかないんですけど、あそこに距離が近いので、上に蹴るって難しいんです。近い状態で上に上げるって難しい、これを一連の動きの中でやったんです。一連のスピードの中でも実際にはちょっと顔を上げて、キーパーの位置とか見ている」と賞賛した。

続きを表示

2022年11月27日のニュース