秋元康氏 高校時代に放送作家として大スターのラジオ番組を担当「このハガキを読んでください、とか」

[ 2022年11月27日 11:36 ]

秋元康氏
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 作詞家でプロデューサーの秋元康氏(64)が26日放送のTBS「人生最高レストラン」(土曜後11・30)にゲスト出演。元歌手の山口百恵さん(63)との思い出を明かした。

 今年で作詞家デビュー39年となる秋元氏。作詞家となったきっかけは高校時代に始めたラジオの放送作家の仕事だったという。

 「17の時にたまたま大学の付属高校で高校2年だったんですけど、ニッポン放送に、平家物語のパロディーみたいなものを書いて送ったのがきっかけなんですけど」とラジオの放送作家となった。「当時、山口百恵さんが超人気だった。高校2年だから、学校行くと“百恵ちゃんが”って言ってみんなが“わー、百恵ちゃん可愛い”とか言ってる時に、僕はニッポン放送で山口百恵さんのラジオ番組を担当してたんで、台本書いてたんですよ」と驚きの過去を明かした。

 「だから百恵さんが前にいて、百恵さんに“このハガキを読んでください”とか、今でもあるでしょ(ラジオ番組の)、あの感じですよ」と秋元氏。お笑いタレントの劇団ひとりは「で、曲中とか“どうなの最近?”って感じですよね。凄いな!」と感心した。

 学校ではどんな人だったのかと聞かれると、秋元氏は「授業中もずっと台本書いてましたよ」と回顧。「一生懸命みんなやってる時に僕は胚芽精米の魅力とか、奥さんの不倫…そういうのを書いてました」とし、「その時にね、一本5000円だったんですよ、ギャラが。一本5000円で月2万円くれると、高校生のアルバイトとしてはいい。それが高校3年生ぐらいになると、5本ぐらいレギュラーを持つようになるんですよ。ニッポン放送で。そのうち文化放送でも持つようになって、TBSでも持って、そのうちテレビでもやらないかってなって。テレビで『ザ・ベストテン』とか『ぴったしカン・カン』とか」とステップアップしていったと明かした。

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2022年11月27日のニュース