松居直美「なんであんなに立派な猫が私のところに来てくれたのかなって」 天国のハナちゃんに感謝

[ 2022年11月13日 17:26 ]

松居直美インスタグラム(@naomimatsui.official)から

 タレントの松居直美(54)が13日放送のフジテレビ「はやく起きた朝は…」(日曜前6・30)に出演。時折声を震わせながらも必死に涙をこらえて愛猫「ハナちゃん」の死を視聴者に報告した。

 ハナちゃんは一人暮らしの松居が2020年6月に家族へ迎えた当時13歳、オスの元保護猫。松居はその1年前の19年夏に愛犬「豆」が虹の橋へと旅立って大きなペットロスに見舞われたが、ハナちゃんと出会って救われた。だが、今年5月、ハナちゃんが猫に多いとされる腎臓病を患っていることが判明。献身的に看病を続けたが、今月2日に天国へと旅立ったことを自身のブログで報告していた。

 これまでも番組で度々ハナちゃんについて話していた松居はこの日の放送で「ちょっとご報告が…」と切り出し「ハナちゃんが今月の初めにお空にいきまして…」と懸命に笑顔をつくって報告。この時点で1994年4月開始の前身番組から続く同番組で長年共演するタレントの森尾由美(56)は涙目となったが、松居は「本当に立派だった」と、最期の直前に自らトイレを済ませるなど凛として旅立った愛猫を偲んだ。お世話になった人の中には1カ月に1日だけしかその病院にいない獣医師もいたが、そのたった1日の勤務日に息を引き取ったハナちゃん。夜中にも関わらず電話で「連れて来てください」と言ってもらったことで死後に病院へ連れて行き、きれいにしてもらったことなどを報告した。

 ハナちゃんは13歳で松居の家族になり、2年半近く一緒に暮らして15歳で天国へ旅立った。「腎臓病で、数値的にはもう尿毒症っていうことだったんだけど、本当に病院の先生方のその時々の適切な治療のおかげで尿毒症の症状が全く出ずに、老衰でハナちゃんはお空に行ったんです」とし、「本当に立派だったなって思うのね」と改めて口にした松居。「ちゃんとハナちゃんはお礼を言うべき人を私に教えてくれて。それもこれも全部ハナちゃん立派だったなと思って」「本当に立派な猫で。なんであんなに立派な猫が私のところに来てくれたのかなって…思うぐらい…ハナちゃんはすっごい立派で…」と声を震わせながらも必死に涙をこらえて語った。

 そして、「なんか50(歳)を過ぎてこんなに凄いことに出会うなんて私は思っていなかったから。本当にハナちゃんには感謝の気持ちと…。遠くに行っちゃったって思うと悲しくなるんだけど、ハナちゃんが凄く今までよりも近くになったんだって思うと涙はそんなに出ないのね、うん。だから、本当に立派な猫に会えて…立派だって思ったのは…きっと大人の猫だったからだと思う。だから、その立派な猫に会えて、私は凄く幸せだったです…という報告でした」と最後は努めて明るくハナちゃんへの感謝の言葉を口にした。

 この報告にタレントの磯野貴理子(58)は「分かるよ」と一言。「直美ちゃんのおかげでね、毎週ハナちゃんの写真をね、いっぱい撮って私たちに見せてくれたから。私たちも本当に楽しめたよ。ハナちゃん、ありがとうございました」とこちらも感謝の言葉を口にした。保護猫でも子猫はすぐに引き取り手が見つかる場合が多いが、13歳は簡単には引き取り手が見つからないことも多い。松居は以前も番組で“大人猫”だからこその良さを口にしていた。

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