フジ解説委員・松山俊行氏 葉梨氏の法相辞任に「首脳会談も見直し…岸田総理の決断自体が相当遅かった」

[ 2022年11月13日 08:26 ]

東京・台場のフジテレビ社屋
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 フジテレビ政治部長で解説委員の松山俊行氏が13日、同局「日曜報道 THE PRIME」(日曜前7・30)に出演。「死刑のはんこ」発言への批判を受けて法相を辞任した自民党の葉梨康弘衆院議員を巡る問題について言及した。

 葉梨氏は9日、都内の会合で「だいたい法相は朝、死刑(執行)のはんこを押す。昼のニュースのトップになるのはそういう時だけという地味な役職だ」などと述べた。10日には自身の発言について謝罪して撤回したが、批判が鳴りやまず、11日に辞表を提出。葉梨氏の後任には、斎藤健元農水相が決まった。

 松山氏は「この発言が情報として流れて来た日に、自民党の中ではすでにこの発言はアウトだと。これじゃ持たないっていう意見が相当数あったわけで、その段階で決断をしていれば結局、今、岸田総理は外遊に出ていますけど、外遊の日程もずらさずに済んだ」と指摘。そして、「今回、外遊日程が延期になったことで見直しになってしまった首脳会談も、ベトナムとかブルネイとかあるわけで、そういったところにも影響が出るってことを考えると、岸田総理の決断自体が相当遅かったという批判はやっぱりあると思う」と述べた。

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2022年11月13日のニュース