櫻井よしこ氏 防衛費増加の議論で私見「今は非常事態。必要な軍事費は防衛国債という形でやってもいい」

[ 2022年11月13日 10:41 ]

東京・台場のフジテレビ社屋
Photo By スポニチ

 ジャーナリストの櫻井よしこ氏(77)が13日、フジテレビ「日曜報道 THE PRIME」(日曜前7・30)に出演。防衛力強化に関する政府の有識者会議の第3回会合が9日に首相官邸で開かれたことに言及した。

 これまでの協議を踏まえ「議論の整理」を公表、防衛費増額には恒久財源確保と国民全体の負担が必要だとする増税論が大勢を占めた。岸田文雄首相は、研究開発や公共インフラなど4分野の経費を合算した安全保障関連予算の新たな枠組み「総合的な防衛体制の強化に資する経費」の創設を検討するよう求めた。公共インフラや研究開発に関し、防衛省を含む省庁横断の会議もそれぞれ新設される。

 櫻井氏は「国の根本というのは経済と防衛の2つなんですね。だから経済を弱くするような形の増税には反対。ですから今は非常事態ですから赤字国債を出してでも必要な軍事費は防衛国債という形でやってもいいんじゃないかと思っています。要は日本の経済と軍事、両方を守って強くするという発想でやってもらわないと、これ岸田さんの下で日本が弱体化したら困ります」と自身の考えを述べた。

続きを表示

2022年11月13日のニュース