橋下徹氏 岸田首相に「熱量を持って訴えるというのが一国の総理として絶対に必要だと思うんですけど…」

[ 2022年11月13日 08:38 ]

 元大阪市長で弁護士の橋下徹氏(53)が13日、フジテレビ「日曜報道 THE PRIME」(日曜前7・30)に出演し、岸田文雄首相の“姿勢”に疑問を呈した。

 橋下氏は、「死刑のはんこ」発言への批判を受けて法相を辞任した自民党の葉梨康弘衆院議員を巡る議論の中で「導入部分とか話を盛り上げようというところで死刑というのを持ってきたのは絶対にだめ。最初にそのことを言われてすぐに謝罪、撤回しなかったことも絶対にだめ」とした上で、全文を確認すると「いいことを言っている」とし、「岸田さんがこういうもの(葉梨氏の発言の全文)を持って熱量を持って伝えれば、更迭というものをやらないという判断もあり得ると思う」と持論を展開。「岸田さんはその熱量がなく、最初は更迭しないと言っておきながら、次にさっと世論の空気を感じて更迭するという、ここが今、岸田さんが国民から支持されない根本原因なのかなと」と言い、「全文を見て、これはきちっと説明していけるんだって腹をくくって、きちっと説明して更迭しないってことを国民に熱量持って訴えかける、どちらかの決断をして熱量を持って訴えるというのが一国の総理として絶対に必要だと思うんですけど、それが足りないと思う」と自身の考えを述べた。

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2022年11月13日のニュース