自民・佐藤正久参院議員 葉梨氏は法相辞任、岸田首相は「辞めさせた以上は、任命責任についての説明を」

[ 2022年11月13日 08:51 ]

東京・台場のフジテレビ社屋
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 元自衛官で“ヒゲの隊長”こと自民党の佐藤正久参院議員(62)が13日、フジテレビ「日曜報道 THE PRIME」(日曜前7・30)に出演。「死刑のはんこ」発言への批判を受けて法相を辞任した自民党の葉梨康弘衆院議員を巡る問題について言及した。

 葉梨氏は9日、都内の会合で「だいたい法相は朝、死刑(執行)のはんこを押す。昼のニュースのトップになるのはそういう時だけという地味な役職だ」などと述べた。10日には自身の発言について謝罪したが、11日に辞表を提出。葉梨氏の後任には、斎藤健元農水相が決まった。

 佐藤氏は「法相というのは、命の重さと法の厳正さの象徴の大臣。そう考えると、誤解を招くような発言というのは、認められない。ウケ狙いのネタとして繰り返していたといいうことも委員会で認めましたので、そうなると総理としてもかばい切れないという判断になったのでは」とし、「総理は指揮官ですから、任命責任は認めています。辞めさせた以上は、任命責任についての説明は十分に国民になされないまま、海外に行かれたので、帰国後に説明が求められると思う」と自身の考えを述べた。

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2022年11月13日のニュース