奈美悦子 56歳の熟年婚から15年 夫とは“家庭内別居”も「夜ご飯作ってくれたり」「1人で飲んだり」

[ 2022年8月31日 15:58 ]

奈美悦子(2007年撮影)
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 タレントの奈美悦子(71)が31日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)にゲスト出演。1歳上の夫との“家庭内別居”生活について語った。

 奈美は56歳だった07年に1歳年上のカメラマン・緒方博さん(現在は並川博さん)と3度目の結婚をして話題となった。司会の黒柳徹子から「夫婦円満の秘訣っていうものは、一軒家の2階と3階で家庭内別居生活を送るのがもう一番」と振られると、「長く家庭内別居生活をしてますね。ずっと家庭内別居です」と明かした。

 夫は九州男児の亭主関白タイプで交際当時は何もしなかったというが、奈美は04年に掌蹠膿疱症性骨関節炎(しょうせきのうほうしょうせいこつかんせつえん)のため芸能活動を休業。そんな病気をきっかけに夫も家事をやるようになったとし、「結構夜ご飯作ってくれたり。私がやるより全然見た目奇麗なんですよ。カラスミのパスタを作ってくれたり、ヴィシソワーズみたいなジャガイモの冷たい(スープ)。これもカボスそばで。凄いおいしかったです」などと料理を紹介。「でも作ってもらうのに、下ごしらえも私だし、テーブルセッティングも私だし、洗い物も私なので、うちではコック長って呼んでます」と苦笑、それでも「“わーうれしい”とか、“凄いおいしい”とか、また作ってほしいから。“もう最高、なんて私幸せなんだろう”とか言いながら食べてます」と明かした。

 また、奈美は夫の3階の部屋には入らないようにしているとしたが、携帯が通じず呼ばなければならないことがあり、「“失礼しまーす”ってバーッと開けたら、“あれ、喫茶店?”みたいになってる」と驚いたことも。「私の知らないものがどんどん増えてて。今、コーヒーに凝ってらっしゃるんですよ。コーヒーを焙煎(ばいせん)するのとか機械がいっぱいあって、何に使うのか分からないけど、毎日新しいものが届いてるんです」とし、「どんどん増えてくから“それなんですか”って聞くのが怖くなっちゃって」と笑わせた。

 「でもコーヒーの豆も凝ってグラムいくらのなんとか産のなんとかだって買ってくるんで“あたしが飲ませてもらえるんだ”と思ったら、自分が上(3階)で飲んでて」と不満を口にしたものの、「たまに、月に1回ぐらい“コーヒーいれたよ”って持って来てくれるんですよ。私、凄い喜んで、うれしいーと思って“ありがとうございまーす”って言ってもまた1カ月ぐらいなんにもないんですけど」とぶっちゃけた。

 黒柳が「どうなのそれって」と驚くと、奈美は「自分で好きな音楽を聴きながら3階でゆっくりと好きなコーヒーを飲みながら。用がある時は2階に降りてらっしゃいます」と説明。2階で夕食を共にした後も、夫は午後8時頃には3階の部屋に行ってしまうため、「それから私がゆっくりとビールを1人で飲んだり、クッキー(愛犬)のジャーキーに塩こしょうかけてつまみにしたりしてゆっくりとお酒を飲んで、私の時間っていう感じに」しているとし、「でもたまに10時とか11時に忘れ物をしたとか言ってリビングまで降りて来られると時々ドキッとするんですけど。お酒とか飲んでるの隠したりとかして」と話した。

 黒柳が「でも上(3階)の方がどうなってるのかって知らない方が幸せって思う時もあるんですって」と話すと、奈美は「そうですね。外階段もあって、1階から3階まで直接上がれる階段もあるので、誰が来てても分からないし、“おやすみ”って言いながら出かけてるかも分からない。でも分からないことの方が幸せですかね」と笑顔。「もう十分大人ですから。何しててもご自由に、っていう感じ。最初の頃はピリピリしてましたけど、もうこの年になると、とにかく朝“おはよう”って元気に生きててくれればいいって感じです」としみじみと話した。

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2022年8月31日のニュース