鎌田靖氏 安倍元首相の国葬の説明「閉会中審査でなく国会を開いてそこで…本気度が足りない気がする」

[ 2022年8月31日 12:41 ]

東京・赤坂のTBS社屋
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 ジャーナリストの鎌田靖氏が31日、TBS「ひるおび!」(月~金曜前10・25)に出演。岸田文雄首相(65)が同日、新型コロナウイルス感染による10日間の療養期間を終えて記者会見に臨み、安倍晋三元首相の国葬に関する国会の閉会中審査に出席する考えを表明したことに言及した。

 首相は「国民に弔意を強制するものではないが、説明が不十分との叱責を受けている。実施を判断した首相として真摯に受け止め、正面から答える責任がある」と述べ、閉会中審査について「国会などで丁寧な説明に全力を尽くし、国民の理解を得ながら国葬を行いたい」と語った。国葬の費用総額を巡っては、海外要人の参列者数によって接遇や警備費用が変わるとした上で「できるだけ早く示すよう努力する」と述べたが、国葬実施の基準策定に否定的な見解を示した。

 鎌田氏は「説明が足りないという批判を国民から受けてることについては、真摯に受け止めているという発言はあったんですけれども、閉会中審査に自ら出席して説明するとおっしゃってますが、それで国民が本当に納得するのかどうかというところは…これじゃ十分じゃないんじゃないか、いや閉会中審査だったら国会を開いてそこでやってと。姿勢が問われているような気がする。本気度が問われている。まだちょっと足りないのかなという気がしました」と自身の見解を述べた。

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2022年8月31日のニュース