乃木坂46 新陳代謝繰り返し「ずっといる」グループ目指す

[ 2022年8月31日 05:30 ]

副キャプテンの梅澤美波
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 【乃木坂10年史(下)】乃木坂46は今年、デビュー10周年を迎えた。5月14、15日には記念ライブを横浜市の日産スタジアムで開催。「ダブルエース」と言われた白石麻衣(30)、西野七瀬(28)のほか、生駒里奈(26)や生田絵梨花(25)ら7人の卒業生がお祝いに駆け付けた。キャプテンの秋元真夏(29)は、ステージ上でファンやスタッフらに感謝の言葉を伝えた上で「11年目の乃木坂46も、どうか隣で歩いていってください」と呼びかけた。

 11年目に入ったグループは今後も、メンバーの卒業と新メンバーの加入を繰り返しながら姿を変えていく。アイドルグループの“新陳代謝”は難しいと言われる中で、秋元は取材に「乃木坂46はいろいろなことを打ち破ってきたと自信を持って言える」と、成功することに自信をのぞかせた。時代に合わせてグループを変化させ、新しいことにも積極的に挑戦していく構え。「乃木坂ってずっといるよね」と世間で言われることに期待しているという。

 そのために必要なのは「中にいる自分たちが楽しむこと」だと副キャプテンの梅澤美波(23)は言う。メンバー同士が支え合って活動を楽しみ、良い雰囲気を広めていくことが大事だといい「いろいろと考えた先にいつもたどり着くんです。みんなが笑ってくれてたらプラスの方向にしか行かないって」と力を込めた。

 3年ぶりの開催となった神宮球場ライブでは、この3日間のステージをもって樋口日奈(24)と和田まあや(24)の2人の1期生が卒業する。樋口は「メンバーみんなが魅力的。卒業後も楽しみでしかない」と、グループがどんな進化を遂げていくか、今後はOGとしてグループを外から見守っていく。

 残る1期生は齋藤飛鳥(24)と2人だけになる秋元。努力家で知られるキャプテンは「後輩たちと新しい時代をつくりつつ、私と飛鳥しか知らない時代のことも伝えたい」と、さらなる未来を見据えた。(特別取材班)

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2022年8月31日のニュース