臼田あさ美 デビュー20年目、意外にも…連ドラ初主演 BSテレ東7月期、釣り好きOL役

[ 2022年6月3日 06:00 ]

BSテレ東ドラマ「ちょい釣りダンディ」で連続ドラマに初主演する臼田あさ美
Photo By 提供写真

 女優の臼田あさ美(37)が、BSテレ東ドラマ「ちょい釣りダンディ」(7月4日スタート、月曜深夜0・00)で連続ドラマに初主演する。演じるのは釣りガール。「皆さんに主演と言われると怖いですね」と本音も漏らしつつ「気負わずに役を精いっぱい演じきることを心がけたい」と力を込めた。

 女優デビュー20年目。映画の主演はあるが、ドラマは初めて。出演依頼を受けた時に主演とは伝えられておらず、台本を読んで「あれ?私が主人公?」と気づいた。「私もマネジャーさんもぼんやりしてて、“もしかして初めて?”って2人で確認し合いました」と笑った。

 原作は「ヤングチャンピオン」(秋田書店)に不定期連載中の阿鬼乱太氏の同名人気コミック。漫画の主人公は男性だが、ドラマでは女性に変更。釣りを愛するOLが、釣り場で出会った人々と交流しながら、自分らしく生きる姿を描く。

 主人公は会社帰りや仕事の合間などの空いた時間に釣りを楽しむ“ちょい釣り女子”。釣りスポットを見つけると、図面ケースに忍ばせた竿を取り出し、川でも海でもどんな魚でも釣ってしまう。臼田は「スマートで無駄がない、洗練された女性。ダンディーという言葉が似合う」と印象を語った。

 釣りは数えるほどの経験しかなかったが、撮影に向けて神奈川・鎌倉と東京・有明で体験。鎌倉ではサバなど15匹が釣れた一方、有明では“オデコ”。楽しさや悔しさだけでなく「釣れない時も精神が研ぎ澄まされて良い時間でした」と奥深さを感じた様子だ。

 劇中では、釣った魚を行きつけの店で料理してもらい舌鼓を打つ。深夜の飯テロ作品の側面もあり「ほんの少し胸がいっぱいになって、ほんの少しおなかがすくドラマになればいいな」と笑顔で語った。 

続きを表示

2022年6月3日のニュース