泉ピン子　夫との離婚踏みとどまらせた橋田寿賀子さんの言葉　過去に愛人騒動も「あの怒りが今はないもん」

女優の泉ピン子
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　女優の泉ピン子（74）が3日、フジテレビ系「ポップUP！」（月～金曜前11・45）にVTR出演。夫との離婚を考えた時に、昨年亡くなった親友で脚本家の橋田寿賀子さんから掛けられた言葉を明かした。

　泉は2日、8月開催の朗読劇「すぐ死ぬんだから」の都内で行われた発表会見とトークショーに出席。イベント後に番組の取材に応じた。

　主人公の夫が亡くなった後に愛人の存在が判明する物語で、ディレクターからの「同じ経験をされている」との言葉に「あなたよくすっぱり言うわね」と泉。ピン子は95年に、夫に愛人との間に隠し子がいることが判明し、会見で号泣したことも知られているが、夫の夫婦生活について「あの人から尽くされたことって何かしら？ただ居ただけって感じだもんね。愚痴も聞いてくれないしさ、人の話はわかんないとか言いやがって本当に」とボヤいた。

　さらに「私は“別れてもいい”と言ったの。私、財力もあるし、めっちゃ稼いでたからさ、金は入ってくるし」とキッパリ。「一番やっぱり（離婚を）止めたのは橋田先生。“別れちゃダメ”って。“あんたの笑顔が見られなくなる。だから別れちゃダメ”って橋田先生に言われた」と橋田さんからの言葉で離婚を踏みとどまったことを明かした。

　今では、夫婦で熱海に移住し、良好な関係を築いているという。夫婦円満の秘けつについては「（夫が）何を言っても怒られない、というところかな。相手にしてないってことだね。あははは」と笑い飛ばし、「（愛人騒動は）もう何十年も経ってるからね、そういう意味では年取るっていいですよ、忘れるから。だって、あの怒りが今はないもん。笑って言えるんだからやっぱり」と言い放った。