風間俊介 親友・相葉雅紀の舞台と初日かぶるも「お互いに舞台の進捗を報告し合ってます」

[ 2022年6月3日 14:17 ]

舞台「恭しき娼婦」で共演する奈緒(左)と風間俊介
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 女優の奈緒(27)と俳優の風間俊介(38)が共演し、あす4日開幕の舞台「恭しき娼婦」の取材会が3日、東京・紀伊國屋ホールで行われた。20世紀を代表する哲学者ジャン=ポール・サルトルが1946年に発表した戯曲で、米国南部を舞台に人間の尊厳や権利、自由とは何かを問う作品。奈緒は「この作品にはあらゆる差別が出てきますが、客席で色んな感情が生まれる中で自由な選択をしてもらえたら」と話し、風間も「今は多様性という言葉があり、生きている中で色んな事がある。そんな“今”を生きる人に見てほしい」とアピールした。

 2人は日本テレビのドラマ「サバイバル・ウェディング」(2018)以来の共演となるが、奈緒は「その時は同じシーンはなかったんですよね」と振り返る。本作では娼婦と街の権力者の息子という間柄で絡むシーンも多い。奈緒は「2人での芝居が多くて、濃密な時間。風間さんには信頼しかないので、思いっきり飛び込もうと思います」とし、風間も「信頼以外の何者でもない。むき出しの感情で役として立っているので、一緒にいると背筋が伸びますね」と気を引き締めた。

 初日の4日には、風間の親友で嵐の相葉雅紀(39)の主演舞台「ようこそ、ミナト先生」(東京・新国立劇場)も開幕する。相葉にとっては12年ぶりの舞台となり、風間は「日程が被っているので見に行けないかもしれませんが、お互いに舞台の進捗を報告し合ってます。サッカー部と野球部が“明日試合!”って言い合ってる感じです」と満面の笑み。同世代の生田斗真(37)も主演舞台「てなもんや三文オペラ」(東京・パルコ劇場)が11日から開幕。「同じ時代を生きてきた者同士、刺激を受けます。負けてられないです」と力を込めた。

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