NHK次期朝ドラ「舞いあがれ！」新キャスト3人発表　初出演・高杉真宙「緊張感持ちつつ丁寧に」

高杉真宙（たかすぎ・まひろ）
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　NHK大阪放送局の局長会見が開かれ、小池英夫局長（61）が今秋スタートの22年度後期、朝の連続テレビ小説「舞いあがれ！」の新キャストとして高杉真宙（25）、吉谷彩子（30）、足立英（28）が出演することを発表した。

　福原遥（23）演じるヒロイン・岩倉舞は、空とパイロットに憧れ、夢へ向かって奮闘。今回発表されたのはヒロインが大学で出会う若い3人。朝ドラ初出演の高杉は、舞の通う浪速大の人力飛行機サークル「なにわバード万」で人力飛行機「スワン号」の設計を担当する刈谷博文役。高杉は「現場の皆さんの遊び心と共に作品を作り上げているという間隔が楽しく、時間があっという間です。緊張感を持ちつつ丁寧に演じたい」と決意を語った。制作統括の熊野律時チーフプロデューサーは「クセがあってプライドが高い役どころ。飛行機への愛が強いキャラです。魅力的にやっていただけると思います」と期待を寄せている。

　「スワン号」のパイロットを務める由良冬子役の吉谷は「ゲゲゲの女房」「梅ちゃん先生」に続いて3作目の朝ドラ出演。「楽しみで毎日台本を握りしめながら寝ていました」。由良については「クールで自分に厳しく、他人にも厳しい子」とし「先輩後輩の壁を越えた、熱い友情を皆様にお届けしていければなと思います」と意欲を見せた。

　足立はサークルの代表で元パイロット。由良に恋心を抱いている役。「地に足つけて大空を目指します」。朝ドラ初出演となる。

　また、音楽担当を富貴晴美が務める。過去に朝の連続テレビ小説「マッサン」や大河ドラマ「西郷どん」を担当した。