珍事！藤井棋聖、永瀬王座との第1局は2度の千日手　午後6時8分からこの日通算3局目開始

「第93期棋聖戦五番勝負第1局」千日手となり対局室から一旦引き上げる藤井聡太棋聖、永瀬拓矢王座（左）＝3日午後、兵庫県洲本市のホテルニューアワジ（代表撮影）
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　藤井聡太棋聖（19）＝王将、竜王、王位、叡王含む5冠＝が永瀬拓矢王座（29）の挑戦を受ける第93期棋聖戦5番勝負第1局は3日午前9時、兵庫県洲本市で藤井の先手で始まったが2度千日手になり、午後6時8分、指し直し局が始まることになった。

　最初の千日手局は藤井の先手で始まり、相掛かりへ。66手目の午後4時17分、同一局面が4度現れる千日手になり、30分後の4時47分から指し直しになった。先後を入れ替えた、2度目の千日手局では永瀬の先手。角換わりへ進んだが、午後5時38分、53手目で2度目の千日手になった。

　指し直し局も少ない側の持ち時間を1時間にするため、59分だった藤井に1分追加して1時間、永瀬にも1分追加して1時間26分で再開。再び藤井が先手で指す。