ヒロミ ビートたけしの生死をさまよったバイク事故 前夜の出来事を明かす「なんで断っちゃったのかな俺」

[ 2022年6月3日 12:36 ]

タレントのヒロミ
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 タレントのヒロミ(57)が2日配信のABEMA「迷えるとんぼちゃん」(木曜後11・00)に出演。1994年に起きたタレントのビートたけし(75)の生死をさまよったバイク事故の前夜の出来事を明かした。

 プライベートでもたけしと交流のあるヒロミは「たけしさんが事故する前まで“俺なんか本当に死にてぇよ”ってよく言ってた。“死にたいって言ってても、いざそうなった時には生きたいなって思いますよ”みたいな話をしてた」と回顧。「そんなんで、バイクでお姉ちゃんとよく写真誌に撮られてて、“おじさん(たけし)これからはバイクですね!”って言ってて、“バイクだったら(写真誌に)追いかけられないから”みたいな話を散々してて、“そうだな”なんて言ってたらあの事故になっちゃって」とたけしとのやり取りを思い返した。

 また、バイク事故の前日には一緒に食事に行っていたようで、「僕が結婚した後で夏休みにハワイに行くっていうのがあって、次の日にいくから、別にどうでも良かったんだけど、たけしさんが“もう1軒行こうよ”って言った時に、“帰らなきゃいけないんですよ”って言って、俺は帰ったわけ」と当時を回想。その時、たけしが少し寂しそうだったといい、「“なんで断っちゃったのかな俺。別に行けばいいじゃん。明日なんかどうでも良いのにな”って…。なんか雰囲気で断っちゃったっていうのがあって、ハワイに着いたら東京から連絡があって、“たけしさんが事故して”って…」と振り返った。

 その後、事故から半年ほど経過した頃にスポーツジムでたけしに会ったという。ヒロミは「会見とかもやる前で、(サウナに)入ったらたけしさんがいて“お前な、(顔が)ぐちゃぐちゃになっちゃってよ、針金入って大変なんだよ。針金を抜く時、これが痛いんだよ。はじめておでんの気持ちが分かった”って言ったんですよ」と明かし、その上で「この人、こんなケガしてるのに俺を笑わそうとしているんだと思って、泣きそうになった」と話していた。

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2022年6月3日のニュース