「ちむどんどん」ついに比嘉家に電話!暢子、おでん屋に?良子「博夫さんと離婚します」来週も激動の予感

[ 2022年6月3日 08:16 ]

連続テレビ小説「ちむどんどん」第40話。我が子の誕生を喜ぶ良子(川口春奈)と博夫(山田裕貴)(C)NHK
Photo By 提供写真

 女優の黒島結菜(25)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は3日、第40話が放送された。

 <※以下、ネタバレ有>

 朝ドラ通算106作目。タイトルは沖縄のことばで「チム(肝=心)が高鳴る様子」「胸がドキドキする」という意味。映画「パッチギ!」「フラガール」などで知られ、2014年後期「マッサン」を担当した羽原大介氏がオリジナル脚本を手掛ける。今年、本土復帰50年を迎えた沖縄を舞台に、沖縄料理に夢を懸けるヒロイン・比嘉暢子(のぶこ)ら個性豊かな4きょうだい、本土復帰からの歩みを描く。

 第40話は、和彦(宮沢氷魚)が世界的なイタリア人シェフ、アレッサンドロ・タルデッリ(パンツェッタ・ジローラモ)の追加インタビューに臨む。前回、タルデッリが語らなかった“とある秘密”を突き止める…という展開。

 東洋新聞きっての人気企画「我が生涯最後の晩餐」。タルデッリが最後に食べたいのは「ピッツァ・マルゲリータ」。その“秘密”は1960年代の投書記事「思い出のピザ・マルゲリータ」にあった。

 昭和18年、イタリアの軍艦が同盟国・日本の神戸港に寄港。抑留され、そのまま日本に留まった乗組員の1人がタルデッリだった。1968年5月14日の投書記事。投稿したのは、タルデッリの恋人だった歌川光子さん。結婚は叶わなかったが、タルデッリと一緒に暮らした思い出をつづっていた。

 デスクの田良島(山中崇)が大幅に修正し、和彦の記事は完成。「私はあの2人で分け合った一片のピザ・マルゲリータの味を超えたくて、今も料理を作っているのかもしれません」――。

 博夫(山田裕貴)は研修先の福岡から帰り、予定日より5日早く生まれた愛娘と対面。「晴海」と名付けた。

 暢子(黒島)はボーヤさん(雑用係のアルバイト)として成長。イタリア料理店「アッラ・フォンターナ」への復帰が決まった。

 そして季節は流れ、歌子(上白石萌歌)は高校を卒業。運送会社に就職し、事務の仕事に就いた。暢子との連絡はもっぱら公衆電話だったが、歌子の給料でついに実家に電話が設置された。

 次週予告。第9週は「てびち!てびち!てびち!!」(6月6~10日)。暢子はおでん屋を任されるようだ。賢秀(竜星涼)は怪しげな「紅茶豆腐」を路上販売。「博夫さんと離婚します」(良子)。来週も激動の展開となりそうだ。

続きを表示

この記事のフォト

2022年6月3日のニュース