松島トモ子「力道山が私にずーっとしつこかったの」伝説の力道山VS木村政彦“裏話”明かす

[ 2022年6月3日 17:02 ]

松島トモ子
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 歌手で女優の松島トモ子(76)が3日放送のTBSラジオ「赤江珠緒 たまむすび」(月~木曜後1・00)に生出演。「昭和の巌流島」力道山VS木村政彦の試合の裏話を語った。

 1954年(昭29)12月22日、東京・蔵前国技館で実現した力道山と木村政彦とのプロレス日本ヘビー級王座決定戦。当時子役として人気があった松島は、日本中が熱狂したこの試合の花束贈呈役として出演した。

 同じ子役の小畑やすしとともに花束を渡す役割を担ったという。「私はその時人気があったので“トモ子さんが力道山にお花を渡すと少し視聴率が上がる”という大人の考えかたがあったんだけど、やすしさんは力道山が大好きで“僕が力道山に渡す”と言って聞かなかった。私はもうどっちでもよかったから、木村政彦っていうおじさんは知らなかったけど、お花をあげる方がいないんだから、いいわって木村さんにお渡しした」という。

 2人の対決は途中から力道山が木村を一方的に痛めつける展開となり「私は一番前で見てて、もうやめてって感じでした」と回顧。「プロレス史上最大の謎」とされる試合終了後、力道山と話をする機会があったといい「なんでトモ子ちゃんは僕に花束をくれなかったんだって、ずーっとしつこいの。だってしょうがないじゃんと思いながら聞いていたけど」と“秘話”を明かし「私は木村政彦さんにあげられてよかったなって思う。だってかわいそうだったじゃない。あんなめちゃくちゃになっちゃって」としみじみ振り返った。

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2022年6月3日のニュース