若狭勝弁護士 吉野家「生娘シャブ漬け」発言常務解任「取締役会だけで解任を決議することはできないので」

[ 2022年4月20日 14:35 ]

弁護士の若狭勝氏
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 元東京地検特捜部副部長で衆院議員の経験もある若狭勝弁護士(65)が20日、フジテレビ「めざまし8」(月~金曜前8・00)に出演。吉野家ホールディングス(HD)が19日、早大主催の社会人向け講座で若者を狙ったマーケティング戦略に関して「生娘がシャブ漬けになるような企画」と、女性を蔑視し人権を無視する不適切発言をした、牛丼チェーン吉野家の伊東正明常務(49)を18日付で解任したと発表したことに言及した。

 吉野家HDは18日深夜、急きょ臨時取締役会を開き、吉野家HDの執行役員と子会社である吉野家の常務解任を決めた。19日に発表した書面では「本日以降、当社と同氏との契約関係は一切ございません」と切り捨てた。

 MCの谷原章介に「この吉野家の対応、短くまとめていただけますか?」と聞かれた若狭氏は「この常務取締役がどこの取締役か、吉野家ホールディングスの取締役なのか、ホールディングスの小会社なのかによって違うんですけれども、本来、取締役を解任するっていうのは株主総会の決議事項なんですよね。取締役会だけで解任を決議することはできないので、ということはどういう手続きをとってるか分かりませんが、いずれにしてもかなり大きな問題であると。これは社会に与える吉野家自体が今度は批判されるような問題であるってことで、吉野家がこの問題を非常に大きくとらえているということ自体は言えると思います」と自身の見解を述べた。

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2022年4月20日のニュース