谷原章介 舞台“コロナは風邪”騒動に「SNSでつぶやいてしまうと、どうしても大きくなってしまう」

[ 2022年4月20日 15:51 ]

谷原章介
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 俳優の谷原章介(49)が20日、MCを務めるフジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。演劇のプロデュース・制作などを手がける団体「Aznet Produce」が18日に、新型コロナウイルスの影響で舞台「エンリ帝国戦記~叙事詩オモイカネ~」のスケジュールとキャストの変更を発表したことに言及した。

 番組では、降板した複数のキャストが18日にツイッターに「コロナが風邪だと思えるキャストだけ残ってください」という団体からの言葉が決断の大きな理由になったとつづる一方、団体側はこうした発言があったことを「事実と違う」と否定していると伝えた。

 谷原は「僕も今、舞台の稽古をしておりまして、本当に稽古場というのは換気をしたりだったりとか、感染症対策、飲食をしないようにしたり、なるべく人と会話して稽古場に残らないようにしたりとか、細心の注意を払っていてもこうやって陽性者が出た場合、現状対応せざるを得ないじゃないですか。運営のつらさ、キャストの不安、難しさ、すごく答えが出ないなあって思いました」と言い、「(運営側とキャストの)信頼関係の欠如みたいなものを感じますけれども、僕は2年前も実は舞台をやって、その時もコロナ禍が始まってたんですけれども、正体が分かんないでもっとビクビクしていたんです。ただ、今は日常生活がある程度2年間かけて、いろんなエビデンスだったり対策の仕方ってものが分かってきた中、コロナの問題に対する、コロナって病気に対する捉え方の違いのギャップがどんどん広がっている感じもするんですよね」とした。そして「難しいなって思うのは、これからこの舞台の公演は行われるわけで、降板していないキャストの方もいて、取材にお答えいただいた降板されたキャストの方は“まだ公演があるから発言は差し控えたい”とおっしゃる気持ち、すごく分かるんですけれども、SNSでつぶやいてしまうとどうしても大きくなってしまう、SNSの難しさもあるなってあらためて感じさせられることでしたね」と自身の思いを話した。

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2022年4月20日のニュース