若狭勝弁護士　米航空各社のマスク着用義務なくす措置に「日本社会においても今後、価値観の違いで対立に」

弁護士の若狭勝氏
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　元東京地検特捜部副部長で衆院議員の経験もある若狭勝弁護士（65）が20日、フジテレビ「めざまし8」（月～金曜前8・00）に出演。米主要航空各社が18日に米国内線と一部国際線の旅客や乗務員らに対し、新型コロナウイルス対策としてのマスク着用を求めることをやめたと発表したことに言及した。

　今回の発表は、南部フロリダ州の連邦地裁が、疾病対策センター（CDC）が課す公共交通機関や空港などでの着用義務を違法と判断し、運輸安全局（TSA）がマスク着用義務をいったん解除したことを受けた措置。鉄道やバスでも着用呼びかけ停止の動きが広がる可能性がある。

　若狭氏は「これは米国の話だと思うんですが、ただ日本社会においても今後いよいよマスクを着用すべき義務があるのかどうかってことで価値観がそれぞれ見方、考え方が違って、それが鋭い対決に今後なっていく。こういう問題が日本社会のいろいろなところで波及していくのではないかと思っています」と自身の考えを述べた。