LinQ金子みゆ 映画「猫の記憶」で銀幕デビュー

[ 2022年4月20日 10:38 ]

LinQの高木悠未、金子みゆ、新木さくら(左から)
Photo By スポニチ

04 アイドルグループLinQの金子みゆ(18)が福岡県糸島市を舞台にした映画「猫の記憶」(公開日未定)で初主演する。金子はサントリー「ミルキープレッソ」のウェブCMでは俳優の神木隆之介(28)と杉咲花(24)と共演を果たした。“みゆフィーバー”を起こしている本人に心境を聞いた。

 04 18年4月からLinQに加入し、元気の良さでグループを盛り上げてきた金子が銀幕デビューを果たす。女優への憧れは以前からあったといい「不安よりワクワクの方がある。ポジティブな気持ちでやっていきたい」と意気込んだ。

 映画の舞台は福岡県糸島市。金子は主人公の活発な女子高校生、藤崎紫音を演じる。猫と一緒に捨てられていたところを親に拾われた過去を持つ難しい役柄だ。ある日事故に遭って死の淵をさまよったことで猫と過ごした記憶がよみがえり、猫の行方を捜しに行くストーリー。台本を読んだ金子は「わんぱくで男っぽく天真らんまんなところが自分っぽいな」と主人公との共通点を見つけたという。撮影は6月ごろから始まる予定で「猫と触れあえるのも楽しみ。簡単ではないと思うけど、等身大の演技がしたい」と引き締まった表情だった。

 活躍の場は映画だけではない。3月にロート製薬の目薬のCMでお笑い芸人のチョコレートプラネットと共演。今月にはサントリーのコーヒー「ミルキープレッソ」のウェブCMに起用され、神木隆之介と杉咲花とコミカルなダンスを披露している。金子は「数年前はこういう自分を想像していなかったので、人生は何が起こるか分からないとめちゃくちゃ感じました」と感慨深げだった。

 16歳の誕生日から投稿を開始した動画共有アプリ「TikTok」のフォロワーは190万人を誇り知名度は日本中に広がった。「若い人がめっちゃ増えました」と10代前半のファンがSNSをきっかけにLinQのライブに来るなど、いい循環が生まれている。今度は映画をきっかけに新しいファンを開拓する。

続きを表示

この記事のフォト

2022年4月20日のニュース