朝倉未来、前田日明氏のススメで刀剣の世界へ 3億円の“国宝級”にも興味「ビビッと来たら欲しい」

[ 2022年3月14日 21:19 ]

格闘家の朝倉未来
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 格闘家の前田日明氏(63)が14日、自身の公式YouTubeチャンネルを更新。格闘家の朝倉未来(29)がゲスト出演し、3億円の“国宝級”刀剣に興味を示す場面があった。

 事の発端は、昨年末に朝倉が日本刀を購入したことに始まる。日本美術刀剣保存協会の鑑定書も示し、そこには刀銘「加賀守藤原包高(讃岐)」という記載が。「300万近くしましたよ。これを持つとね、力がみなぎってくるのよ!」と、笑顔で語っていた。

 これに待ったをかけたのが、愛刀家で知られる前田氏。「未来が『将軍家が持ってた刀だ!』って大喜びでね。それで、鑑定書をよく見たらね『保存刀剣』なんですよね。そもそも『保存刀剣』で300万ってのは、今だと高すぎます。俺だったら、50万で出しすぎかなって思いますね。30、40万でいいのが買えます」と、バッサリ。

 「なおかつ『保存刀剣』を300万で買わせた上に『300万もするような刀だから、将軍家が持ったんです』ってのは全然ちがう話で。たぶん、将軍家が持ってたような伝来品ってのはね『特別重要刀剣』とか『重要刀剣』の認定でね。安くて、2000万とかしますね。これはいいってものだと5000、6000万はくだらないですね。未来が本当に刀に興味があるんなら、相談してくれたら、いつでもいい刀を手に入れてあげますよ。でも、支払いは自分でやってね」と、笑顔で語りかけていた。

 そして実現したコラボのなかで、前田氏は朝倉を美術刀剣店に連れて、奥深い刀剣の世界をレクチャーした。様々な名刀を紹介するなかで、最後に登場したのが重要文化財に指定された「二字国俊作」。店主によれば「1725年、享保10年に徳川吉宗が作らせたものですね。それが会津家に伝わって、一橋徳川家が頂いて。その後、中曽根康弘元総理がお持ちになったものです」といい、お値段はなんと1億3000万円、さすがの朝倉も驚きを隠せない様子だった。

 その後、感想を聞かれた朝倉は「すごいですね、ひとつひとつに物語があってね」とポツリ。スタッフから「どうですか、国宝が前田さんのツテで手に入ったら?」と問われると「国宝はいきたいですね」と返答。前田氏が「3億円以上出せないと、国宝は無理だよ」と笑うも、朝倉は「出しますよ、ビビッと来たら」と、購入に意欲を示していた。

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2022年3月14日のニュース