森山直太朗 「FNS歌謡祭」初出演でいきなりアカペラ披露 「チビりました。マジで」と苦笑した出来事

[ 2022年3月14日 11:56 ]

森山直太朗
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 歌手の森山直太朗(45)が13日放送のフジテレビ「Love music」(日曜深夜0・30)に出演。デビュー当時の思い出を振り返った。

 同局の音楽番組出演回数は280回。歌唱曲158曲、コラボ87回を数える森山。初出演は2003年の「HEY!HEY!HEY!」だった。さらに同年「FNS歌謡祭」で「さくら」を披露。「あまたある生放送の中で一番スリリングで一番また出たいなと思う番組の一つ。特に冬の飛天の間。あれは何かいますよね。こん時じゃなかったかしら、アカペラで一番まるまるいったんですよね」と回想。

 静まり返った会場で「さくら」の1番を自らの声だけで独唱。「(会場で)見てる人も、ある種同業者がいらっしゃったりとか。今をときめくアイドルの方やダンスグループがいらっしゃって、魑魅魍魎の世界。やはりそこで歌うっていうのは、一つの度胸試しというか」。極度の緊張の中で「2番の始まりでピアノが入ってくるんですけど、それがぴったりで。正直あの時、僕おしっこチビりました。マジで。合った!って」と苦笑しながら明かした。

 当時の映像を見ながら「これは凄かった…そんなにタメて歌う?っていうくらい。慎重にというか…絶対外せないぞという悲壮感。ただ、まああれしかなかったんですよね、あまたいるああいう人たちに太刀打ちするためには」と振り返り、「今考えると太刀打ちなんてする必要なくて、自然にいつもの表現をすればいいんだけど、何か戦わなきゃみたいな自分の強さと弱さがね…言わんこっちゃないよってことになったりして」と若かった自らを懐かしんだ。

 「さくらという曲がいろんな人に認知されて、表現がどんどん戦いモードになっていった。本質的なのかわからないけど、これがきっかけだったじゃないかと思います」と語った。

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2022年3月14日のニュース