中村逸郎教授 ロシア軍による市長拘束「身代金…ロシア軍兵士は麻薬や武器売り稼いできた」自身の見解語る

[ 2022年3月14日 09:23 ]

フジテレビ社屋
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 ロシア政治が専門の国際政治学者で、筑波大教授の中村逸郎氏が14日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。ウクライナのクレバ外相が13日、南部ドニプロルドネのマツエフ市長がロシア軍に拉致されたと明らかにしたことに言及した。

 ロシア軍に制圧された南部ゲニチェスクでは、トゥルポフ市長が業務を遂行できなくなり、辞任せざるを得ないとする声明をウェブサイトに掲載した。

 MCの谷原章介に「市長を拘束する、どういう意味合いがあるんでしょう」と聞かれた中村氏は「一番考えられるのは身代金を要求している可能性があるということ。これはプーチン大統領ら上からの指示というよりも現場の判断だと思うんですけど、ロシア軍の兵士たちって麻薬の密売とか武器を売るという形でお金を稼いできたので、今回は身代金を要求している可能性が非常に高いということです」と自身の見解を述べた。

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2022年3月14日のニュース