麒麟・川島 「解散って言おうと決めてました」危機を救ったのは…相方・田村からの1本の電話

[ 2022年3月14日 16:16 ]

「麒麟」の川島明
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 お笑いコンビ「麒麟」の川島明(43)が13日放送の日本テレビ「おしゃれクリップ」(日曜後10・00)にゲスト出演。コンビ解散の危機が2度あったことを明かした。

 番組内では相方の田村裕がVTRで出演。コンビ結成を持ち掛けたのは田村だったといい、「なめられたくない転校生みたいな気持ちがあったので『コンビ組む気あるんやったら、組んだってもええで』って声かけたんですよ」と振り返った。

 また「解散危機は2回あったんですよ」と話す田村。2度の解散危機は、NSC在学中と卒業後に訪れたといい、「ネタ合わせって呼ばれて、いつもやったらもう川島がネタ考えてるんですよ。どんな設定がいいかな?って話したりなんですけど…ネタ帳も出てない、ペンも出てない状態で呼ばれて、何も話しないまま7時間くらい重い空気だけが立ち込めてて…『今日終わろうか』って言われたことが2回あるんです」と告白。「僕も途中くらいからこれもう(解散)言われるなと思いながら」と当時を思い返した。

 VTRを見た川島は、「本当に解散って言おうと決めてましたよ」と吐露。田村からコンビ結成の誘いがあった時について、「上からっていうか垂直落下くらいの目線で…この人はとんでもなく自分に自信を持っている人なんだなと思って」と回想。コンビ結成後すぐに田村から、「来週までにコント1本書いてきて」とお願いされたため、川島は「相方になる人やと思って、一生懸命ネタ書いたんですけど」と振り返った。しかし、「全然、それを田村くんが覚えないというかびっくりするくらい棒読みやって『なんだこの子は?』っていうのが半年間ずっと続いて…」と田村に対する不満がどんどん募っていったという。

 解散したいことをなかなか伝えれずにいたものの、ある日、伝えることを決意。するとその晩、普段はかかってこない田村から1本の電話があったという。その時について、川島は「『多分、俺じゃあかんよな?』って向こうから言われたんですよ。『多分、お前の才能とか活かしきれへんと思うから全然、解散やったら解散って言ってな』って言ってきたんですよ」と回顧。そして、「それ言われたら『そんなことないよ』ってなるじゃないですか?なんかそう言われたら『そんなん別に思ったことないよ?』って言いながら…」と結果的に解散危機を乗り越えられたと明かした。

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2022年3月14日のニュース