漫画家・征海美亜さん死去 くも膜下出血 「東京ミュウミュウ」など手がける

[ 2022年3月14日 14:45 ]

 講談社「なかよし」編集部は14日、漫画家の征海美亜(いくみ・みあ)さんが3月7日にくも膜下出血で死去したことを明らかにした。葬儀、告別式は近親者のみで執り行われた。

 公式サイトには「訃報 征海美亜先生 ご逝去のお知らせ」とし、「漫画家 征海美亜先生が2022年3月7日にくも膜下出血で急逝されました。先生のご冥福を心よりお祈りし、謹んでお知らせ申し上げます」と記載された。

 征海さんは同社の少女漫画雑誌「なかよし」にて「東京ミュウミュウ」や「スーパードール★リカちゃん」(原作・タカラ)などを執筆。なかよし編集部は「突然で早すぎるご逝去に、編集部一同、深い悲しみを禁じえません」と絶句。

 「先生の代表作『東京ミュウミュウ』は、今夏より『東京ミュウミュウにゅ~』と題したアニメの放映が開始されることになっていました。また、アニメ化を記念した『東京ミュウミュウ新装版』全10巻の刊行を2月に発表したばかりでした。先生は新装版のカバーイラストをすでに全巻分描き上げられていらっしゃいます。またそれぞれの巻に収録予定だった描き下ろし漫画もすべてではありませんがいただいております」とし、「征海先生は2年前から日々愛を込めてアニメを監修され、新装版とともに皆様にお届けできることをとても楽しみにされていました。遺された私たちは、いただいた作品を大切に扱い、悲しみをこらえながら丁寧に制作を続けて、先生のご遺志を継がなければと考えております」とした。

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2022年3月14日のニュース