橋下徹氏 ロシア軍の北方領土軍事演習、津軽海峡通過に「核兵器を積んだ戦略原潜は千島列島にウヨウヨ」

[ 2022年3月14日 10:17 ]

橋下徹氏
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 元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(52)が14日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。防衛省統合幕僚監部が、ロシア海軍の艦艇10隻が10日夜から11日にかけて、津軽海峡を太平洋側から西に進み、日本海に移動したのを確認したと発表したことに言及した。

 防衛省によると、いずれも2月に日本海やオホーツク海南部で大規模演習に参加していた24隻に含まれるといい、ロシアの活動が日本周辺で活発になっているとみて警戒を強めている。ロシア海軍艦艇の津軽海峡通過は昨年10月以来。この際は、中国海軍艦艇とともに日本列島をほぼ1周した。

 MCの谷原章介に「日本、北方領土問題も抱えています。ロシアにどう相対するべきか」と聞かれた橋下氏は「これはですね、防衛省の関係者や政府の関係者に話を聞いたところ、この千島列島の所はもうすでにロシアと米国が激しいつば競り合いをやってるんです。どこでやってるかというと陸上じゃないので見えないんですが、海中でやってるんですね。ロシアの核兵器を積んだ戦略原潜は千島列島にウヨウヨ沈んでいまして、常に米国の方に核兵器を向けているんです」と指摘。

 そして、「今これだけウクライナが緊迫してますから、まさに核戦争というものの緊張状態の中で本当にこの千島列島は大変な状況になってるんです」とし、「そういうところでロシアサイドの方も北方領土でミサイル演習をする。まさに米国に対する威嚇なんですよ」と自身の見方を述べた。

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2022年3月14日のニュース