高橋真麻 セカオワSaoriの幼少期の痴漢被害告白に「私も…びっくりしちゃって体が動かなくて」

[ 2022年3月14日 13:22 ]

フリーアナウンサー高橋真麻
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 フリーアナウンサーの高橋真麻(40)が14日、フジテレビ系「バイキングMORE」(月~金曜前11・55)に出演。4人組バンド「SEKAI NO OWARI」のSaori(35)が自身のインスタグラムを更新し、幼少期に痴漢被害にあっていたことを告白したことについてコメントした。

 Saoriは「知らない男性に『ズボンのチャックを一緒に閉めてくれないか』と声をかけられたのは、6歳のとき。『一人で閉められなくて困っていた』そう言われて、私は男性と家の陰へ行った。男性の息は荒くて、違和感を感じたけれど、人助けだと思ってチャックを閉めた。でも家に帰ったとき、間違ったことをしたかもしれない、と急に不安になった。怒られるかもしれない、と思って親に言えなかった。同じような経験がある人は一体どのくらいいるだろう」と、過去にあった出来事を記した。そして「私たちの国の性教育は、遅れている。私は子どもの頃、自分の身体を大切にする方法や、自分の身体が感じるものを認めてあげる方法を知る機会がなかった。それは今でもあまり変わっていない。2022年になっても『性行為』とは何なのか、何に気をつけてどう考えるべきなのか、学校で教えてはいけない規定がある」と、自身の見解を述べた。そして「教わっていないのだから、分からないことも失敗することもあるだろう。でもその責任を取り、社会から糾弾され、傷付いている女の子たちは多い。男女平等がどれだけ実現されているか示すジェンダーギャップ指数は、156カ国中120位。システムから変えていく必要があると思っています」と、訴えていた。

 MCの坂上忍に「真麻ちゃんのところのお子さんはまだ小さいもんね」と聞かれた高橋は「まだ2歳なんで分からないと思いますけれども、私自身も小学生低学年の時に家の前を歩いていたら車が来て、車に乗ったおじさんが窓を開けて“ねえねえここ見て”って言われたんで、のぞいたら下に何もはいてなかったんですよ」と明かし、「その時にハッって思ってびっくりしちゃって逃げたくても逃げられなくて体が動かなくて。そのおじさんが走り去ってくれたから何もなかったですけど、そういう時に体が動かない、あのびっくりした感覚って35年以上たった今でも覚えているんですよ」と告白。

 そのうえで「それがなにかトラウマになるってことは私はなかったですけれども、それがその後の生活ですとか感覚とかに影響するって方もたくさんいると思うので早め早めに…ただそういう場に遭遇してしまった時に対処の仕方が難しい。どういうふうに教えたらいいのかなっていうのは…」と話した。

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2022年3月14日のニュース