ジブリ、鈴木敏夫さんにアニー賞“功労賞”「宮崎駿、高畑勲がもらっている賞なのでうれしい」

[ 2022年3月14日 05:30 ]

オンライン形式で開催されたアニー賞の発表・授賞式であいさつする鈴木敏夫さん(共同)
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 アニメ界のアカデミー賞と呼ばれる「第49回アニー賞」の発表・授賞式が12日、オンライン形式で開催され、功労賞の一つでアニメ界への長年の貢献を称える「ウィンザー・マッケイ賞」がスタジオジブリのプロデューサー鈴木敏夫さんらに贈られた。長編インディペンデント作品賞には日本の3作品がノミネートされていたが、いずれも受賞はならなかった。

 鈴木さんは「宮崎駿、高畑勲の2人がもらっている栄誉ある賞なので凄くうれしい」と喜びを語った。同じく功労賞の「ジューン・フォレイ賞」には広島国際アニメーションフェスティバルの企画・実現に尽力したアニメーション作家の木下小夜子さんと夫の故蓮三さんが選ばれた。

 ロボットの反乱に巻き込まれた変わり者家族の物語「ミッチェル家とマシンの反乱」が長編作品賞を含む8冠を獲得。人気オンラインゲーム「リーグ・オブ・レジェンド」を基にした「アーケイン」がテレビ/メディア部門の9賞を獲得した。

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2022年3月14日のニュース