マツコ　毒まじりに地上波番組改革を提案「万人受け狙って誰も見てない番組作ってるんだから」

マツコ・デラックス
Photo By スポニチ

　タレントのマツコ・デラックス（49）が14日、TOKYO　MX「5時に夢中！」（月～金曜後5・00）に生出演し、地上波番組の改革案を口にした。

　番組では、BS民放5局がTOKIOとコラボした特別企画を引き合いに、BS各局が注目を浴びているとの記事を紹介。記事では、BS視聴者層は金融資産などが平均以上というデータから、CM効果も期待でき、地上波より広告料が安いというメリットがあるなど、利点を紹介している。

　MCのフリーアナウンサー垣花正から、BS番組の自由度について聞かれると、マツコは「BSがそんなに自由だとは思ってないよ。一緒だと思うよ。多少は地上波よりあると思うけど」とコメント。「それより何か、緩さが好きかな。あと、コアなことができるじゃない？」とBS番組の特徴を挙げた。

　スポーツや愛車、不動産、酒など、趣味を前面に押し出したコアな番組が編成できるのも、地上波にはない利点。マツコはBS日テレの「おぎやはぎの愛車遍歴」を毎週見ているという。「自分の歴代の愛車とその時の人生を語るみたいなトーク番組で、あれも毎週見てるんだけど」と話し、他にもひいき番組が4つほどあることを明かした。

　その上で、地上波でもマニア向けな番組の制作を提案した。「地上波でやっちゃっていいと思うんだよね。どうせコア狙ってなくたって、誰も見ない番組しか作れていないんだから。だったらコアを狙って、そこをガッツリ取った方がいいんじゃねえかって」。毒舌をまじえながらも、「今さ、万人受けを狙って誰も見てない番組をいっぱい作ってるんだからさ。だったら一緒だなと思う」と指摘した。