hitomi “日本の性教育遅れている”に「年齢とともに理解できるよう話していくことが大切」

[ 2022年3月14日 13:14 ]

hitomi
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 シンガーソングライターのhitomi(46)が14日、フジテレビ系「バイキングMORE」(月~金曜前11・55)に出演。4人組バンド「SEKAI NO OWARI」のSaori(35)が自身のインスタグラムを更新し、幼少期に痴漢被害にあっていたことを告白したことについてコメントした。

 Saoriは「知らない男性に『ズボンのチャックを一緒に閉めてくれないか』と声をかけられたのは、6歳のとき。『一人で閉められなくて困っていた』そう言われて、私は男性と家の陰へ行った。男性の息は荒くて、違和感を感じたけれど、人助けだと思ってチャックを閉めた。でも家に帰ったとき、間違ったことをしたかもしれない、と急に不安になった。怒られるかもしれない、と思って親に言えなかった。同じような経験がある人は一体どのくらいいるだろう」と、過去にあった出来事を記した。そして「私たちの国の性教育は、遅れている。私は子どもの頃、自分の身体を大切にする方法や、自分の身体が感じるものを認めてあげる方法を知る機会がなかった。それは今でもあまり変わっていない。2022年になっても『性行為』とは何なのか、何に気をつけてどう考えるべきなのか、学校で教えてはいけない規定がある」と、自身の見解を述べた。そして「教わっていないのだから、分からないことも失敗することもあるだろう。でもその責任を取り、社会から糾弾され、傷付いている女の子たちは多い。男女平等がどれだけ実現されているか示すジェンダーギャップ指数は、156カ国中120位。システムから変えていく必要があると思っています」と、訴えていた。

 MCの坂上忍に「子供の純粋な、困っている人を助けてあげなきゃみたいな、そういうのを利用するような卑劣な行為だなと思うんですけれども、いかがでしょうか」と聞かれたhitomiは「SNSもすごい普及してて、そういうちょっと変わった人とか変な人って、やっぱ外歩いてて、いたりすると思うんですよね」と言い、「うちでも5歳の子もいるし7歳の子もいるし思春期の娘もいるんですけど、ちょっと早めからそういう話をしていて“水着で隠れている部分は人には触らせてはいけない部分なんだよ”とか小さい時から話せることは話して、思春期は思春期でまた違った角度で話してっていう形で、その年齢とともに理解できるように話していってあげることは本当にすごく大切だと思います」と自身の考えを話した。

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2022年3月14日のニュース