ロシア政治専門家 ロシアの侵攻「アメリカ軍ももう黙ってはいられない…今ギリギリの線まで来ている」

[ 2022年3月14日 15:52 ]

東京・赤坂のTBS社屋
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 ロシア政治が専門の国際政治学者で、筑波大教授の中村逸郎氏が14日、TBS系「ゴゴスマ~GOGO!smile~」(月~金曜後1・55)にリモートで生出演し、ロシア軍のウクライナへの攻撃について言及した。

 これまではロシアとの国境が近い都市や首都キエフなどが標的になってきたが、ここ数日は西部ヤボリブなどの軍施設、軍用飛行場などが長距離兵器で爆撃されたことが伝えられている。

 中村氏は、今回のウクライナ西側への攻撃で「レッドラインに近づいている」と指摘。「プーチン大統領っていうのは、もともとバルト三国、ポーランド、ルーマニア、ブルガリアに配置されているアメリカの空軍基地、軍事基地を撤去しろとずっと言ってきてるんですね。ですから、そこにだんだん近づいてきているということで、アメリカ軍ももう黙ってはいられないという、今ギリギリの線まで来ているんだなと言う風に感じています」と語った。

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