尾上右近 映画初出演で「本当にアカデミー賞獲れたんです」 大先輩・香川照之からの“助言”を全て実行

[ 2022年3月4日 10:40 ]

歌舞伎俳優の尾上右近
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 歌舞伎俳優の尾上右近(29)が3日に放送された日本テレビ「ダウンタウンDX」(木曜後10・00)に出演。俳優の香川照之(56)のアドバイスのおかげで、日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞できたと明かした。

 歌舞伎界では市川中車の名で活躍する香川とはプライベートでも交流があるといい、はじめて映画出演が決まった際には相談に乗ってもらったという。右近は「初めての映画が6番手くらいの役だったんですけど、名だたるメンバーの中に僕が入れてもらってて…」と初出演した映画「燃えよ剣」について説明。そして、映画の台本を香川に見せると「『ケンケン(右近)、これね僕がアドバイスしたことをちゃんとやったら、間違いなくアカデミー賞新人賞獲れるよ』って言ったんですよ」と新人賞を獲得することを断言したと明かした。

 香川について「まず、IQがめちゃくちゃ高くて東大出ていらっしゃるので」と話す右近。香川からは「まず本読みで、ファッションを歌舞伎界の貴公子みたいな感じの見た目で行った方が良い。空気をまず自分のものにしたほうがいいよ」とのアドバイスをもらったという。そしてその結果、右近は「本当にアカデミー賞獲れたんですよ」と香川の言葉通り、日本アカデミー賞新人賞を受賞できたと語った。

 香川にもすぐに報告したといい、当時について「『俺は絶対そうだと思ってたから、そりゃそうだよ。ケンケンが僕の言った通りにやったんでしょ』ってその時のことも覚えてくれてて…」としみじみ。しかし、「ただ映画は見てくれてないんですよ。『良いお芝居したと思うから』って言われたんですよ」と振り返り、スタジオの笑いを誘っていた。

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2022年3月4日のニュース