高畑充希 「言霊は大事」17歳で出会った運命的な作品 夢叶うも「燃え尽き症候群になっちゃって」

[ 2022年2月21日 12:03 ]

高畑充希
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 女優・高畑充希(30)が20日放送のTBS系「日曜日の初耳学」(日曜後10・00)にVTR出演。運命的な出会いとなった作品を明かした。

 大阪府東大阪市出身の高畑は舞台好きの両親の影響を受けて育ち、東大、京大に進学する生徒も多い関西屈指の名門・四天王寺中学校に通っていたが、ミュージカル女優を目指して四天王寺高校には上がらずに15歳で上京し、女優活動を開始した。

 07年から12年まではミュージカル「ピーター・パン」で主演を務めた高畑は17歳で運命的な作品に出会う。それが舞台「奇跡の人」だった。3つの障害のあるヘレン・ケラーと家庭教師・サリバン先生の物語を小学校の時に見ていたという高畑は「それを見たときに衝撃が凄くって、こんな舞台があるのかと思って。座席から立てなくなっちゃったんですよね。小学生ながら」と感動を明かした。

 そして「私この役やりたいし、やるって思って。なぜか」と決意、17歳でヘレン・ケラー役に抜てきされ、「なので怖い、と思います。言霊は大事ですね」と笑顔。現在も同作品に出演しており、「足かけ13年やってて。今はサリバン先生の側になって。メチャクチャつらいんですよ。『奇跡の人』やるの。ヘレン・ケラーって人に言葉を教え続けて根気とか熱意が奇跡を起こす話で、『奇跡の人』って言うのがヘレン・ケラーのことじゃなくてサリバン先生のことなんですけど」。インタビュアーの林修も「ヘレン・ケラーだとみんな思ってますよね」と驚くと、高畑は「サリバン先生が『奇跡の人』なんですよね」と強調した。

 「でも17歳で叶っちゃったときには、私はこれから何を目指せばいいんだと思って、燃え尽き症候群になっちゃって」とも明かしたが、その後は燃え尽き症候群も乗り越え、ミュージカルだけでなく、ドラマ、映画の世界でも活躍を見せるようになった。

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2022年2月21日のニュース