阿部寛主演 日曜劇場「DCU」第5話は11・8% 北京五輪・閉会式の裏も2桁キープ

[ 2022年2月21日 10:27 ]

TBS日曜劇場「DCU」の会見に出席した(前列左から、)中村アン、阿部寛、横浜流星、山崎育三郎(後列左から)岡崎体育、趣里、市川実日子、高橋光臣、土佐兄弟・有輝
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 俳優の阿部寛(57)が主演するTBS日曜劇場「DCU」(日曜後9・00)の第5話が20日に放送され、平均世帯視聴率は11・8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが21日、分かった。個人視聴率は7・3%だった。

 初回は世帯16・8%で、同時間帯横並びトップをマークし、前クールの同枠「日本沈没」初回15・8%を1ポイント上回る好スタート。第2話は15・2%、第3話は15・2%と3話連続で15%超の記録。「北京五輪」の中継により1週空いたが、第4話は13・9%。第5話も「北京五輪・閉会式」の裏ながらも2桁をキープした。

 TBSが世界放送・配信を視野に入れ、ハリウッド作品を手掛ける海外の大手プロダクション、ケシェット・インターナショナル社およびファセット4メディア社と共同制作するオリジナル作品の第1弾。水中事件や事故の捜査のため、海上保安庁に新設された架空のスペシャリスト集団「DCU」の活躍を描くウオーターミステリー。阿部が隊長、バディを組む相棒を横浜流星が演じている。

 「DCU」とは「ディープ・クライム・ユニット(潜水特殊捜査隊)」の略称。海の多い島国・日本は、水中事件の解決率が地上の事件より低い。それを変えるのがDCUの“手錠を持ったダイバー”。海、河川、湖など、あらゆる水中に潜り、証拠を探して事件解決に挑む。

 阿部、横浜のほか、山崎育三郎、市川実日子、趣里、高橋光臣、岡崎体育、「土佐兄弟」の有輝、春風亭昇太らが出演する。

 第5話は、新名(阿部)が隊長復帰を果たす中、瀬能(横浜)は15年前の事件を再び調べ始めた。そんな折、国土交通省副大臣の長男・木下裕司(三浦りょう太)が海上で行方不明となり、DCUに捜査命令が出された。新名が新たな指示を出す中、裕司のものとみられるゴムボートが発見されるも、そこに裕司の姿はなかった。聞き込みで立ち寄ったサーフショップで、瀬能は学生時代の先輩・中林(藤井流星)と再会。新名は顧客名簿を求められた際に中林が何か細工したことを見逃さなかった。捜査が続く中、裕司は海上で行方不明になったのはなく、誘拐されたとの情報が…。副大臣秘書の日村(栁俊太郎)によれば、2億円の身代金を要求されており…という展開だった。

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2022年2月21日のニュース