「鎌倉殿の13人」第7話は14・4% 初の2週連続の上昇!北京五輪期間中も堅調“亀”江口のりこ話題

[ 2022年2月21日 09:45 ]

東京・渋谷のNHK
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 俳優の小栗旬(39)が主演を務めるNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(日曜後8・00)は20日、第7話が放送され、平均世帯視聴率は14・4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが21日、分かった。第5話(2月6日)13・4%から、第6話(2月13日)13・7%、第7話14・4%と初の2週連続の上昇。第5話~第7話と北京冬季五輪の期間中も休止はなく、苦戦も予想されたが、堅調に推移した。

 <※以下、ネタバレ有>

 初回17・3%、第2話14・7%、第3話16・2%、第4話15・4%、第5話13・4%、第6話13・7%、第7話14・4%と推移。

 個人視聴率は初回10・6%、第2話8・9%、第3話9・7%、第4話9・4%、第5話8・1%、第6話8・4%、第7話8・5%。

 初回に関しては、同時・見逃し配信サービス「NHKプラス」による視聴UB数(ユニークブラウザ数=ウェブサイトを訪問した重複のないユーザー数)が23万。2020年4月のサービス開始以来、全ドラマのうち最多視聴数を記録(放送当日から見逃し7日間)。有料配信サービス「NHKオンデマンド」も08年12月のサービス開始以来、全ドラマ中、最多視聴数となった(配信2週間以内の比較)。

 初回の「視聴人数」(全国32地区で番組を1分以上の視聴した人数の推計値)は午後6時からのBSプレミアム組が21%を占める計算に。初回のタイムシフト視聴率(録画機器などにより放送後7日以内、168時間以内に視聴)は9・9%と16年の調査開始以来、大河ドラマ初回最高。本放送(総合テレビ)のリアルタイム視聴率だけで計り切れない“視聴スタイルの多様化”が進んでいる。

 ヒットメーカーの三谷幸喜氏が脚本を手掛ける大河ドラマ61作目。タイトルの「鎌倉殿」とは、鎌倉幕府将軍のこと。主人公は鎌倉幕府2代執権・北条義時。鎌倉幕府初代将軍・源頼朝にすべてを学び、武士の世を盤石にした男。野心とは無縁だった若者は、いかにして武士の頂点に上り詰めたのか。新都・鎌倉を舞台に、頼朝の13人の家臣団が激しいパワーゲームを繰り広げる。三谷氏は04年「新選組!」、16年「真田丸」に続く6年ぶり3作目の大河脚本。小栗は8作目にして大河初主演に挑む。

 第7話は「敵か、あるいは」。平家に幽閉された我が身を嘆く後白河法皇(西田敏行)。救出に名乗りを上げない源氏に対する不満を丹後局(鈴木京香)に漏らす中、挙兵した源頼朝(大泉洋)が石橋山で大敗したと平清盛(松平健)から知らされ、悔しさで顔がゆがむ。その頃、房総半島で再起を図る頼朝は有力豪族を味方に付けようと、千葉常胤(岡本信人)の元へ安達盛長(野添義弘)を、“坂東の巨頭”上総広常(佐藤浩市)の元へ和田義盛(横田栄司)と北条義時(小栗)を送り込む…という展開だった。

 「#鎌倉殿の13人」は初回から7週連続のツイッター世界トレンド1位。佐藤演じる上総広常、江口のりこ演じる頼朝の愛妾(あいしょう)・亀らが話題となった。

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2022年2月21日のニュース