辺見えみり 父・西郷輝彦さん追悼 亡くなる前日に対面「子供に生まれてきて本当によかった」

[ 2022年2月21日 23:08 ]

辺見えみり
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 歌手で俳優の西郷輝彦(さいごう・てるひこ、本名今川盛揮=いまがわ・せいき)さんが20日午前9時41分、前立腺がんのため都内の病院で死去した。75歳。鹿児島県出身。西郷さんの娘でタレントの辺見えみり(45)が21日、自身のインスタグラムで追悼コメントを発表した。

 えみりは、赤ちゃんの頃の自身を西郷さんが笑顔で肩車するショットをアップ。西郷さんが亡くなる前日、兄でミュージシャンの辺見鑑孝とともに対面したことを明かし、「この人の血を受け継ぐことができて、そして子供に生まれてきて本当によかったと、心から感謝しました」と父への思いをつづった。

 西郷さんは1972年に女優で歌手の辺見マリと結婚。鑑孝、えみりが誕生したが、81年に離婚した。

 コメント全文は以下の通り。

父 西郷輝彦が
永眠致しました。

父が亡くなる前日に、
ご家族に声をかけていただき、兄と2人で最後に父と会うことができました。
言葉を交わすことは出来ませんでしたが、私と兄の言葉を聞いて大きく頷いたり、手で小さく拍手したり。
最後の力を振り絞って会話してくれたんだと思います。
会話のあと、父とずっと目が合っている時間がありました。今までそんなにじっくり父の顔を見ることがなかったので、お互い無言のまま見つめ合いました。父の瞳はとても綺麗で、この人の血を受け継ぐことができて、そして子供に生まれてきて本当によかったと、心から感謝しました。
父の人に対する思いやり、人柄。
私は4歳の時に父と離れているので、一緒にいる時間が少なかったのですが、父の生き様で色々なことを教えてもらいました。
最後まで父は、かっこいい役者でした。

お父さん、
お母さんと出会ってくれてありがとう。
痛みから解放されて、ゆっくり休んでください。

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