西郷輝彦さん死去 御三家はいま…舟木一夫はFC会員中心にアイドル的人気、橋幸夫は歌手活動引退発表

[ 2022年2月21日 13:29 ]

(左から)舟木一夫、西郷輝彦さん、橋幸夫
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 西郷輝彦さんは、1960年代に、舟木一夫(77)橋幸夫(78)とともに「御三家」と呼ばれ圧倒的な人気を博した。

 「御三家」は、当時の雑誌がつけたキャッチフレーズで、3人は事務所もバラバラでグループ活動もしていない。橋は1960年に「潮来笠」で、舟木は1963年に「高校三年生」で、西郷さんは1964年に「君だけを」でそれぞれ日本レコード大賞新人賞を獲得している。その3人が「御三家」として認知され、ファンが競い合うように応援することで人気が不動のものとなった。

 その後、1970年代にはその名にあやかって郷ひろみ(66)西城秀樹さん(2018年死去、享年63)野口五郎(65)の「新御三家」が誕生した。

 「御三家」は年末年始の歌番組や雑誌の撮影以外で共に活動することはほとんどなかったが、1999年に3人で「メモリアルコンサート」を開催。全国138公演の大成功を収めた。

 現在も、ファンクラブ会員を中心にアイドル的な人気を誇るのが舟木。今年は芸能生活60周年を迎え、記念全国コンサートツアーを開催。1月19日から、年末まで予定されている。

 橋は昨年10月、80歳の誕生日の来年5月3日に歌手活動から引退することを発表。「声の衰え」を理由としており、俳優活動などは続行する意向を見せている。

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