北京五輪「閉会式」18・9% 瞬間最高は感動呼んだ総集編映像で22・6%

[ 2022年2月21日 09:12 ]

北京五輪閉会式(撮影・小海途 良幹)
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 20日夜にNHK総合で生中継された「北京オリンピック・閉会式」(後8・59~10・45)の平均世帯視聴率は18・9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、速報値)だったことが21日、分かった。

 瞬間最高は午後9時53分に記録した22・6%で、会場に大会の総集編が流れた場面。映像には男子フィギュアスケートの羽生結弦(ANA)が転倒はしたものの、クワッドアクセル(4回転半ジャンプ)を世界初認定させた瞬間も盛り込まれた。

 同じくGP帯(午後7~11時)で放送がスタートした前回の2018年平昌五輪の閉会式は世帯19・5%(2月25日後9・00、66分、NHK総合)だった。

 今大会は第24回冬季オリンピックとなる今大会には、ともに過去最多となる91カ国・地域、2900人弱の選手が参加。閉会式は北京市の国家体育場(通称「鳥の巣」)で行われた。

 日本選手団は選手27人に監督、コーチら合わせた総勢73人が閉会式に参加。スピードスケート女子の郷亜里砂が開会式に続いて日本の旗手を務めた。赤い帽子とマスク姿の選手たちは他国の選手たちとも交わり記念撮影なども行った。フィギュアスケート・ペアの木原龍一が、氷上での演技さながらに三浦璃来を空中に放り上げて受け止める場面も。スピードスケート男子500メートル銅メダルの森重航は仲間に担がれて笑っていた。

 北京五輪に出場した選手たちのプレー映像、北京五輪を支えたボランティアスタッフたちの映像、選手たちがハグをして喜ぶ姿や涙する場面など3つに分けた総集編が流れ、大きな感動を呼んだ。

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2022年2月21日のニュース