生島勇輝 「走れメロス」で檀一雄役「大役に今から緊張」

[ 2022年2月1日 05:00 ]

舞台「『走れメロス』~小説 太宰治~」に作家の檀一雄役で出演する生島勇輝
Photo By 提供写真

 フリーアナウンサー生島ヒロシ(71)の長男で俳優の生島勇輝(37)が舞台「『走れメロス』~小説 太宰治~」に作家の檀一雄役で出演する。

 2020年に上演された舞台の再演。俳優の内博貴(35)が主演を務め、太宰治の波瀾(はらん)万丈の生涯を描く物語だ。若き日の太宰と作家たちとの交遊や、女性たちとの愛と苦悩の人間模様がテーマ。青春を共にした親友の檀が書き上げた回想録「小説 太宰治」がベースとなっている。

 関係者によると、勇輝は、檀の私小説とされ、緒形拳さんが主役を演じて映画化された「火宅の人」を観賞して役作りに生かすプラン。他にも太宰や檀の著作を読んで人物像を掘り下げている最中で「調べれば調べるほど人間味のある作家。壇さんの独特の雰囲気を少しでも出せるよう頑張ります」と意気込んでいる。

 昨年はテレビ朝日の特撮ドラマ「仮面ライダーセイバー」に史上初の子連れライダーとして出演し、飛躍の年となった。「大役に今から緊張しています。仮面ライダーを一年やってみて、とても良い勉強になりましたので、今回も新たな挑戦だと思って全力で演じます」と気を引き締めている。

 舞台は3月5、6日に大阪・森ノ宮ピロティホールで、同12~21日に東京・自由劇場で上演。

続きを表示

2022年2月1日のニュース