石原良純 父・慎太郎氏を看取れずも…晩年の執筆姿を目に焼き付け「まさしく文学者なんだな、と」

[ 2022年2月1日 17:47 ]

午後3時31分、石原慎太郎さんの自宅に駆けつけた石原良純 (撮影・西川祐介)
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 芥川賞作家で東京都知事や衆参両院議員を歴任した石原慎太郎氏(享年89)の死去を受け、次男のタレント石原良純(60)が1日、石原氏の都内自宅前で取材に応じた。

 良純の目に焼き付いているのが、執筆活動をする石原氏の晩年の姿という。「僕は石原慎太郎という人は作家だと思っていました。最後、体が動かなくなっても、1時間、2時間ですけど、その時間にワープロに向かって文章を打ち続けている姿は、まさしく文学者なんだな、と」としみじみ。一方で「家庭人といいますか、父親としてはかなりユニークな人だったなと思います」と告白した。

 良純や長男・伸晃氏、三男・宏高氏は最期に間に合わず、四男・延啓氏が看取ったという。「僕らが言うのもなんですけど、当時の時代を築いた父でありますから、父がいなくなった後も、より僕らも頑張っていかなければいけないと思います」と、父への敬意を胸に語った。

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