上沼恵美子 結婚45年の夫と別居して4年「週末だけ、ご飯に」の生活は「快適です」も夫に変化が…

[ 2022年2月1日 14:28 ]

上沼恵美子
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 タレントの上沼恵美子(66)が1日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)にゲスト出演。8歳年上の夫との別居生活について語った。

 上沼は番組が放送47年に突入することを記念した「祝47年!突入記念ウィーク」の特別ゲストとして初登場。初対面を果たした司会の黒柳徹子から「ご主人はどうなってんのか、ちょっとうかがいたいと思って」と振られると、「今から5年ぐらい前に、『離婚してくれ』って私から申しました」と明かした。

 当時は結婚後40年たった頃だとし、「何であんなことを言ったんだろうと思うんですが、(イタリアの)フィレンツェで言ったんですよ」と説明。もともと上沼が「死ぬほど好きで」とほれ込んで結婚したが、「40年ていうと、全部変わるんじゃないでしょうか。好きで結婚してもらったというのが、向こうもそう思っているわけですよ。それがもの凄くイラっと長年に渡って積もってきたわけですよね」と心境を語った。

 団塊の世代の夫について「亭主関白で。ありがとうって言うことを知らないですね。うちの人は」と語り、「だからちょっと違う空気を吸いたいな、この人のいない世界を見たいなと思って、思い切って言ったんですよ」とも説明。話を切り出したのはレストランの夕食の席だったが、夫はテーブルを叩いて出て行き、ホテルに戻っても口をきかず。「それから3泊ナポリもあったんですが、ナポリもフィレンツェの最後の夜も床で寝ました」と振り返った。

 帰国後は離婚せずに別居という形をとった。「『何で離婚しないんですか』とか週刊誌が来るわけですよ」としながらも、「本当に申し訳ない理由なんですが、邪魔くさいと思いました。40年以上一緒にいると手続きというか、書類と言うか内容が多い。やってられないなと思って。向こうは向こうで何か知らん顔しているし、私も知らん顔しているし、ずるずるいっているうちに別居を今しておりますが。ずっと別居という形です。4年ぐらい」と続けた。

 現在夫は自宅から車で10分ほど離れたマンションで暮らしているが、「もの凄く仲が良くなってきたんです。皆さんオススメです」と上沼。「週末だけ、ご飯に来ます。それで一泊して、朝ごはん食べて、旅館の朝ご飯みたいにどわーっと並べて、それを当たり前のように食べる主人。そして『チャオ』って帰って行きます。でもその感じがちょうどいいんですよ」と語った。

 夫も「覚えたな。僕たち、一人の気持ちよさが。本当に快適だね」と話しているとし、上沼は「快適です。人生100年って言うじゃないですか。結婚45年(目)なんですが、夫婦の、別々の時間って絶対に宝物ですね」と強調した。夫は別居してから体調が良くなり、「薬が減りましたね。全部の数値が正常になって」とも話した。

 だが夫は「そういえば最近、帰ってくる頻度が上がりました。『漬物買ったから届けに来たよ』って。こないだはきゅうりのぬか漬け10本。10本もどうやって食べろって言うんですか。なんか帰って来るんです。愛でしょうか」とも話した上沼。黒柳が「愛ですよ。ご主人も今までは友達とかいらしたかもしれないけど、今は減ってるでしょ。お友達だって。だから寂しいじゃない」と話すと、上沼は「見たんか。その通りです」と感嘆した。

 黒柳はさらに「だから好きで結婚なさったんだから、もとのように昔のようになったらいいじゃないですか。ご主人もいろんなことあったから外に行ってたけど、今はあなたのこととっても好きなんだと思う」とアドバイス。上沼は涙ぐむと「元気と勇気とやる気が出てきました」と感謝していた。

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