元JOC理事・春日良一氏 森会長発言巡るIOC“態度一転”に「重いメッセージ」

[ 2021年2月10日 09:22 ]

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 元JOC参事・春日良一氏(65)が10日放送のフジテレビ「とくダネ!」(月~金曜前8・00)で、国際オリンピック委員会(IOC)が手のひら返しで東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長(83)に“最後通告”を突きつけたことについてコメントした。

 IOCは公式サイトに「オリンピック・ムーブメントにおける男女平等に関する声明」を掲載し、森会長の女性蔑視とも取れる発言を「ABSOLUTELY INAPPROPRIATE(完全に不適切)」と断罪。発言があった翌日の4日、森会長の謝罪会見を受けて「問題は決着したと考えている」と不問にした声明とは正反対の姿勢を示した。国内外の世論や選手、スポンサーからも非難の声が続出したため、軌道修正を図ったとみられる。

 春日氏は、IOCの基本方針は組織委員会の人事には不介入としつつ「森氏は身を引かないと東京五輪自体が危うくなる可能性があるぐらい重いメッセージ」とIOCの声明を解説した。

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2021年2月10日のニュース