金子恵美氏 森会長発言巡り、組織委に「代えないのであれば、森さんでなければいけない理由を」

[ 2021年2月10日 10:22 ]

金子恵美氏
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 元衆院議員の金子恵美氏(42)が10日、フジテレビ「とくダネ!」(月~金曜前8・00)に出演。東京五輪組織委員会の森喜朗会長(83)の女性蔑視発言について言及した。

 小倉智昭キャスター(73)が「1年余りしか総理を務めることができなくて最後は支持率1桁だった。それでもその後これだけ厳然たる力を持っているっていうのはどこにあるんですか?」と聞くと、金子氏は「この五輪組織委員長という立場で言えば、海外との外交力、折衝力というところを買われていて、実際に実績を上げられたところはあると思う」と自身の見解を述べた。

 その上で「ただこの発言は本当に一発アウトの発言。また、世代によってはいまだにジェンダーフリーというものが浸透してない、あるいは理解できていない方々がいるのは事実なんですが、私は(元IOC理事の)春日さんの(IOCの声明は“森氏は身を引かないと東京五輪自体が危うくなる可能性があるぐらい重いメッセージ”とする)発言が事実だとしたら、ここまで来たらもう何かしらのけじめをつけなければいけない状況になっているというか、責任の取り方がほかにあるのかって言ったら、やめるのかやめさせるかしかないでしょう」とした。

 そして、「(森氏の次の人事は)次の組織委員会の臨時会合で。でも(臨時会合で)去就について話さないというような話もある。そうしたら、代えないのであれば、森さんでなければいけない理由を皆さんに発信して納得してもらわないといけないし、世界にもその発信をしないといけないと私は思います」と自身の考えを話した。

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2021年2月10日のニュース