昨年延期のTBS「ドラゴン桜」続編 4月期の日曜劇場で放送決定!阿部寛16年ぶり熱血教師・桜木建二役

[ 2021年2月10日 04:30 ]

昨年延期になった日曜劇場「ドラゴン桜」の4月期放送が決定。主演を務める阿部寛(C)TBS
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 昨年夏にTBS日曜劇場枠(日曜後9・00)で15年ぶりの復活を予定していたものの、新型コロナウイルスの影響により延期になった俳優・阿部寛(56)主演の「ドラゴン桜」が4月期に同枠で放送されることが決定した。2005年7月期に金曜ドラマ枠で放送された東大合格を目指す人気学園ドラマの続編。落ちこぼれの生徒たちを、たった半年で東大に合格させた伝説の弁護士・桜木建二を阿部が16年ぶりに演じる。

 前作は、低偏差値の私立龍山高校を舞台に、元暴走族の弁護士・桜木建二が生徒とともに奮闘する姿を描いた。「人生変えたいなら、東大へ入れ!」「受験に勝つことで、社会に勝つ道も切り開かれる」――。厳しい言葉で生徒を叱咤激励する姿が視聴者に勇気を与え、最終回に平均世帯視聴率20・4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)をマークした。

 原作は、週刊漫画誌「モーニング」(講談社)で18年から連載されている三田紀房氏の「ドラゴン桜2」。前作の原作「ドラゴン桜」(03~07年連載)の15年後を描くが、今回は今の時代の日曜劇場にふさわしいエッセンスを入れたドラマオリジナルの展開が予定されている。

 生徒役は1000人超の応募者から選考。前作は、山下智久(35)長澤まさみ(33)小池徹平(35)新垣結衣(32)ら現在も活躍を続ける豪華俳優陣が演じた。今作も新たなスター誕生が期待される。

 脚本は人気放送作家のオークラ氏(47)ら。演出は「半沢直樹」などを手掛けた福澤克雄監督(57)ら。

 同局の飯田和孝プロデューサーは「この春、ようやく『ドラゴン桜』を皆さまにお届けできることになりました。原作の三田先生も仰っていますが、ある意味で“スポ根ドラマ”です。その中に的確に時代を捉え、現代の若者の姿を写している繊細さがあります。阿部寛さん演じる主人公の桜木建二は、若者たちを超俯瞰で見ているようで、深い部分では気にかけている人物です。そんな桜木が、令和の若者にどう向き合っていくのか、注目してもらえたらと思っています。東大合格&受験必勝メソッドはもちろん、子を持つ親御さん、部下の扱いに悩む上司の皆さん、後輩が生意気で困っている先輩の皆さんが明日から使える桜木メソッドもご紹介します。日曜の夜に『月曜から頑張ろう!』と思える、元気の出るエンターテインメントをお届けできたらと思っています。頑張ります!」とコメントした。

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2021年2月10日のニュース